中国の病院で胃カメラと内視鏡をした話④ー本番
検査前は落ち着かず
前回は検査前日、下剤をたらふく飲んでしっかり腸を空にするところまで書きました。
吐きそうになりながらも下剤を全部のみ、とりあえず出せるものを全部出したらようやく胃カメラと大腸内視鏡検査の本番です。
しかし、前の晩はあまり良く眠れませんでした。やっぱり腹は空いていたし、寝る直前まで水を飲んではトイレに行くのを繰り返していたので、寝ている間に便意が来たらと思うと気になって寝るのが遅れてしまい、結局5時過ぎに目が覚めてしまいました。
出発前と言っても、朝食どころか水も飲めない状況ではすることもなく、着替えて出発して、病院で付き添ってくれる先生と合流。冬休み中なのに来てくれたことに感謝しかありません。
まずはピロリ菌の検査。薬を飲んだ15分後にテスターに呼気を通して提出するだけ。出してから10分もしないうちに陰性の結果が出ました。素人判断でピロリ菌が影響しているのかもと思っていたのですが、違いました。
その名も「浣腸室」
それが終わったらいよいよ本番、守衛のおっちゃんに検査票を見せて検査エリアに入ります。ここからは自分一人です。日本の病院でやってもそこそこ緊張しそうなものを、外国で一人でやるんだからそりゃあ緊張するってもんです。
最初に行けと言われた部屋のドアを見上げると、堂々と書かれた「浣腸室」の文字。内視鏡検査直前の仕上げにやるのはわかりますが、ここまでストレートに書かれると少しびびってしまいます。
程なくして中から出てきた技師の人に入るように言われたので入ってみると、既に僕の前の患者が浣腸台(?)と思しきものに座っておりました。出たほうがいいのかなと逡巡していたら「ここの椅子に座って待ってて」とのこと。戸惑いながらも前の人の処置を眺めることになりました。
その若い男性がお尻を出して浣腸台に座ると、その前にある機械が前に進んで肛門に浣腸液を入れるようで、彼はその瞬間に「あっ、あっ」と声をあげており、終わった後もちょっと痛そうにしておりました。用具が入口に入る様子こそ見えませんでしたが、これ本当に見て良かったんですかね。

結構痛いのかなあなんて思っている間に僕の番です。下を脱いで開脚して台に座ると、正面下の位置に青いジェル状の液体が塗られた幅1センチくらいの棒が設置されておりました。技師さんが位置を調整したら、機械が動いて浣腸液が入ります。当然未経験のことでしたが、前の人と違って痛みもなく声が出るようなものではありませんでした。その後5分もしないうちに便意を催したのでトイレに行き、腸をすっからかんにします。
それからさらに薬を飲み、もはや何の目的かもわからない注射をされ、しばらく待たされた後に、ようやく検査エリアに入り、検査室の前の廊下で順番待ち。
未知のことだらけで落ち着かないところに、さらに悲鳴が聞こえてきたり、ぐったりしたまま運ばれている人を見ると、僕もあんな風になるのかなと不安になります。先日の麻酔科の受付をしてくれたお姉さんも、外国人が心配だったのか見に来てくれました。
そしてついに僕の番、検査室に入り、服を脱いで横になったら、この受付してくれたお姉さんが入ってきました。どうやら検査の様子を見に来たようです。内視鏡の患者だから下を出すのは当たり前である反面、やっぱりちょっと恥ずかしいものですね。
次回は気になる結果です。