中国の病院で胃カメラと内視鏡をした話③ー準備
一人ではできない全身麻酔
前回は問診を受けるところまで書きましたが、今回はその次、胃カメラと大腸内視鏡検査の準備です。
まず先生に聞かれたのは、通常のと無痛検査が選べるけどどちらにするか。安くないとは知っていたけど、日本にいた頃に胃カメラでゲーゲーやったことを思い出し、また不慣れな腸のカメラもあるので、今回は全身麻酔を使った無痛の検査を選びました。
それが決まると先生が診察室でレシートと検査申請書を渡してくれるので、レシートにあるQRコードを読み込んで検査料を払ったら、そのまま内視鏡検査受付に行き、日時を決めます。今回は2日後の朝8時で予約しました。
検査の予約が済んだら、無痛なので今度は麻酔科の窓口に行って手続きをします。窓口のお姉さんは外国人ということで気を遣ってくれたのか、丁寧に説明してくれました。
しかしここで一つ問題が発生。全身麻酔をする場合は、万が一に備えて誰かの付き添いが必要とのこと。今回が人生初の全身麻酔なので僕は知らないのですが、日本もこうなのでしょうか。結局、学校の国際部門の外国人教師担当の先生に来てもらえることになり事なきを得ました。
極めて「具体的な」説明書
手続きが終わると、検査に必要な薬を渡され、事前準備について説明を受けてひとまずこの日は終了。
これによると、
- 前日はパン、中身のない中華まん、お粥などの消化の良いもの以外食べないこと。野菜や果物も不可(肉や魚については記載さえない)。
- 夜8時になったら30分おきに、750mlの水に溶いた下剤を飲むこと。飲み終わってからもなるべく多く水を飲み、腸を徹底的にきれいにすること。
- 下剤を飲んだら3-4時間、7-8回の排便で腸を空にする。便が透明になるまでやるのが理想。
下の画像は実際に渡された説明書です。理想の便を画像で説明しているのですが、どうやら実物を撮影しているっぽいんですよね。確かにブルーレットのCMみたいなのでは伝わらないとは思うのですが、まあなんと言いますか…。
水、水、水
翌日はこれに従って体の準備でした。
一部の穀類以外食べられないのは大したことではなかったのですが、夜の下剤がきつかった。
中年に入った今、750mlの水なんて簡単に飲めるものではないんですね。ビールのジョッキだってそんなに勢いよく飲まないものを、軽い塩味がついただけの下剤を30分おきに飲むなんて楽なわけがありません。
最初の1杯こそすんなり飲めたものの、30分後、1時間後はどんどんきつくなります。最後は飲んだものが腹に行く前に吐いてしまうのではないかと思うほどでした。
しかし苦労の甲斐あって、寝る前にはどうにか飲み切りました。あとは翌日に検査をするだけです。
次回、4回目にしてようやく検査です。