買い物いろいろ
どこもお休み
大学も冬休みに入りました。中国の大学は春節に合わせて冬休みを決めており、大体春節の前後2~3週が休みになります。
中国の大学は日本の大学よりも徹底して休むので、実験などでどうしても帰れない学生以外は基本的にみんな実家に帰ります。それに合わせて学食や学生街も冬休みに入ります。
学食も学生街もやっていないとなると、学食に頼っていた食事に関する状況は一変します。自炊せざるを得ません。そこで今日はそのための買い物事情を簡単にご紹介します。
スーパーでも量り売り
まずスーパー。こちらにも日本と似たようなものがあり、そこで大体のものは揃います。大きいところでは食料品以外も扱っているところが多いです。
違うところといえば、肉や魚、野菜がほとんどが量り売りになっていることでしょうか。レジに行く前に、各売り場で重さを量り、値段が書かれたバーコードを貼ってもらい、最後に他のものとまとめて会計します。レジも一部は無人機が導入されており、スマホで払う人がほとんどです。
何かと新鮮な市場
中国では、それ以外に市場も多くあります。恐らくそれぞれ産地から持ってきたであろうものが売られており、スーパーより安くて新鮮なものが並んでいます。
肉を売っている店には頭が売られていることもあり、最初はちょっと驚きますが、そのうち慣れます(食べたいかと言われると別ですが)。
中には日本で見たことのない野菜も売られており、見ているだけでも面白いです。まあどう調理すれば良いかわからないことが多いのでなかなか買えないのですが。
こんな雰囲気の市場ですが、支払いはほとんどスマホです。どの店でも支払い用のQRコードを出してあるので、それを読み込んで払います。
徐々に増えるネットスーパー
買い物のもう一つの形態がネットスーパー。アプリで注文して指定した場所まで持ってきてもらうという形態はきっと日本と同じでしょう。
店内で、店の制服を着た人が、端末を見ながらお客さんと同じように品物を選ぶのをよく見るようになったので、利用者が増えているんだと思います。店に寄る時間を節約したい忙しい人は助かりますよね。
僕もコロナの時期に数回使いました。確かに便利ではありますが、個人的には行けるなら自分で行ったほうが良い気がします。よく見るとアプリの方が商品がやや少ないし、野菜や果物はやっぱり自分で選びたいと思ってしまいます。
日本の来てすぐの頃は行動範囲が狭く、スーパーしか使っていなかったのですが、慣れてくるといろいろ見えてくるものです。すべてが日本と同じではありませんが、案外共通点も多いような気がします。