NFLの話②

寒さや雪の中での試合

以前取り上げた2試合に続き、月曜日(アメリカの日曜)に、NFLでは準々決勝に相当する2試合が行われました。

2試合ともアメリカの東北部での開催だったため気温がマイナスでした。NFLでは時には外に出る気にもならないような雪の中でも試合があり、こんなの見に来る人いるのかよと思ったら、天気の良い時同様にちゃんとお客さんは入るようで、アメリカの人はフットボール(アメリカでは「フットボール」はアメリカンフットボールのことを指すとのこと)人気の高さを痛感します。

雪の中の試合

1試合目は日本時間の20日午前4時スタート、NFC第4シードのロサンゼルス・ラムズが第2シードのフィラデルフィア・イーグルスに挑んだ試合。途中まではほぼ互角にやり合っていましたが、最後はRBのセイクワン・バークリーを中心としたラン攻撃でラムズを押し切って、28-22で勝ちました。試合が進むにつれて徐々に雪が強くなっていきました。条件が結構大きく変わるのですが、集中しているからか、あまり寒そうにしている選手はいませんでした。(NFL公式の動画ダイジェスト

ラムズはどちらかというとディフェンス主体のチームですが、現体制になってからスーパーボウルを勝っていることもあり、目立つところはないものの堅実に勝ち上がって来るチームでした。いるメンバーで良いチームを作って来ます。変に手を加えなければ来年も負けそうで負けないチームになることでしょう。

ミスは禁物

2つ目は同8時半に始まった第3シードのボルチモア・レイブンズが第2シードのバッファロー・ビルズと対戦した試合。ビルズがレイブンズのミスにしっかりつけ込み27-25で勝ちました。(NFL公式の動画ダイジェスト

ビルズのジョシュ・アレン、レイブンズのラマー・ジャクソンというMVP候補を擁する両チームで、ほぼ互角と言われていたこの試合。ビルズが攻守とも大きな取りこぼしがなかったのに比べ、レイブンズは特にオフェンスでミスを連発。重要なところでボールを取れない、あるいは持ったボールを落としてしまうミス(ファンブル)が多発してしまいました。どの競技でも、大一番で基本的なミスが出たらやはり勝てません。今回は寒さが厳しいことで有名なビルズのホームだったので、その辺の慣れや準備の差もあったのかも知れません。

負けてしまいましたが…

僕はレイブンズのファンで、今年はスーパーボウルまで行けるのではと思っていましたが、そんなに甘くはありませんでした。例年になく戦力も充実しているし、チームも上り調子だったんだけどなあ。なんせ32チームある上に、その時代ごとにスーパーボウル常連のチームがあるので、プレーオフを勝ち上がるのは簡単ではありません。チーム状態がいい時に勝っておかないと、いつ暗黒時代が来るかわかりません。

終わったものは仕方ないので、来年もっといいチームにして、勝ち上がってくれることを期待してシーズン終了です。

日本時間の27日深夜から朝にかけてスーパーボウル出場権をかけた準決勝、カンファレンスチャンピオンシップが2試合あって、2月10日はスーパーボウルです。あまり肩入れせずにゆっくり見ることにします。

maelific526

現在中国で日本語教師をしております。 日々の出来事、気になったことをなどを気楽に書いていきたいと思います。

シェアする