同じお米の国なれど
米を買った初日は大体…
今日はお米の話です。
去年からこちらで買った炊飯器でご飯を炊いているのですが、炊飯器のメモリ通りに水を入れると大体水が多すぎてしまい、上手く炊くことができません。お米を買った初回は決まってやらかしてしまい、その次から水を1割くらい減らして炊くようになります。
そういえば見かけないあの時間
メモリ通りに炊いてもその都度べちゃっとしたご飯ができるんだから何かがおかしい。米が少ないわけでもなければ水が多いわけでもありません。そこで気がついたのが米を浸す(「うるかす」とも)あの30分。中国でそうしているところを見たこともなければ、この話題も聞いたことがありません。
気になったので、こちらのSNSのタイムラインで「ひょっとして中国ではご飯炊く前に30分水に浸す必要ないの?」と聞いてみたところ、世代や出身地の異なる30人弱の中国人の友人が口を揃えて「それはやらなくていい」と答えてくれました。
それだけでも結構驚いたのですが、「そもそも炊飯器のメモリを使用していない」と言う人も少なからずおりました。どうやら指先を釜の底につけて、高さが「米:水=1:2」になるようにすれば問題ないし、それで炊いている人が多いのではとのこと。
言うほど簡単ではなく…
早速僕もやってみました。
とりあえず米を敢えて測らず、適当にボウルに入れ、軽く研いだら、いよいよ水を入れます。
高さで1:2なんて数字で考えればこんな簡単なものもないのに、いざやるとなると妙に慎重になってしまいます。
というのも、実際にきっちり1:2にするとどうも少し水が多いように見えました。その後何度も測り直しましたが、途中で腹を決め、きっちり1:2の比率にしてスイッチを入れてみました。
結果は案の定、水が多かったです。どうやら指を突っ込んで多少くぼんだあたりを基準に測ると良いようです。多分次からは何とかなるでしょう。
些細なことではありますが、米の炊き方一つとっても違うものですね。ほんと、勉強になります。